法令ノート/刑訴法/証拠/証拠能力/自然的関連性

Ｑ写真・録音テープの証拠能力 †

		供述証拠性	証拠能力の要件
１現場写真	犯行の現場を撮影したもの	非供述証拠 (理) 写真の対象は物であるから、伝聞ではない。	･写真自体その他の資料で事件との関連性が認められればよい。 ↑ 偽造・修正の危険性がある。･撮影者を証人として喚問不要 ↑ 伝聞証拠ではないから
２説明写真	供述内容を明らかにするために供述の一部として使われる写真	供述と一体をなしているから、独立して証拠能力を論ずべきでない。	書面の証拠能力の有無の問題に帰する。
３再現写真	立会人が再現した犯行状況の写真	供述証拠 (理) 立会人の再現内容の真実性を立証するための証拠であるから	立会人が･被告人以外 ⇒§321-1②③ ･被告人 ⇒§322-1

１　選別につき専門的な知識・経験を持つ指導手
２　臭気選別能力が優れ、選別時に体調等も良好でその能力がよく保持されている警察犬を使用
３　臭気の採取・保管の過程や選別の方法に不適切な点がない

１　検査実施者の適格性
２　使用器具の性能・作動の正確性
３　検査経過および結果の報告の忠実性