1 条件とは(要件論)
2 効力、効果 (§130)
(1) 種類とその効力 (§131〜134)
| 停止条件 | 解除条件 |
既成条件 | 成就済 (§131-1) | 無条件 | 無効 |
不成就済 (§131-1) | 無効 | 無条件 |
不法条件 | 無効(§132) |
不能条件 | 無効(§133-1) | 無条件(§133-2) |
随意条件 | 無効(§134) (条件が債務者意思のみにかかる場合) |
法定条件 | 条件ではない。 BUT 条件の規定を類推適用してよい。 |
(2) 成否確定前 (§128、129)
(3) 〃 後 (§127)
Q1 当事者が条件成就を妨害した場合の効果 [127]
・甲が乙に停止条件付で所有権を移転した後、同不動産をさらに丙に売却し登記を移転した。
Q2この後に、条件成就した場合の乙丙の関係 [128]
・甲が乙に村して不動産の売却の仲介を依頼し、その仲介の報酬を約していたが、甲が丙を抜いて直接に当該不動産を売却した。
Q3 乙は報酬請求できるか [129]