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#norelated
⇒ 事実の認定は証拠によるとの原則（§317）
*１制度趣旨 [#kc41f846]
歴史的には自白によって犯罪事実を認定するという法定証拠主義の排除を意味する。
本条は、公訴犯罪事実は厳格な証明によらなければならないことを定める。
-厳格な証明 → �‥�式な証拠調手続を経た�⊂攀鯒塾呂△訃攀鬚砲茲訃斂�
��｢事実｣とは、公訴犯罪事実を指す。
また、
��｢証拠｣とは、適法な手続を経た証拠能力ある証拠を指す。
(理)
事実の認定は、客観的証拠と合理的推論によって行わなければならない。
証拠は適法なものを予定する
したがって、
証拠とは、適法な手続きを経た証拠能力ある証拠を指す。
また、事実は罪を断ずるためのものであるから、公訴犯罪事実を指す。
かくして、本条は、公訴犯罪事実は厳格な証明によらなければならないことを規定する
-厳格な証明 → �‥�式な証拠調手続を経た�⊂攀鯒塾呂△訃攀鬚砲茲訃斂�
*２ 証明の対象( Q厳格な証明を要するのはいかなる事実か) [#k05cb821]
→刑罰権の存否、範囲を画する事実
(理)
適正手続が保障されるには、全事実に厳格な証明を要するはずである。
しかし、それでは訴訟遅延を招く。
そこで、上記の範囲にとどめるべきである。
||>|CENTER:証明の対象|CENTER:厳格な証明|>|CENTER:自由な証明|h
|~|>|~|~|適正な証明|(狭)自由な証明|h
|CENTER:刑罰権の&br;存否を&br;画する事実|構成要件該当事実|共同正犯の｢共謀｣|CENTER:○|||
|~|違法性阻却事由||CENTER:○|||
|~|有責阻却事由||CENTER:○|||
|~|処罰条件･処罰阻却事由||CENTER:○|||
|CENTER:刑罰権の&br;範囲を&br;画する事実|刑の加重･減免事由|･中止&br;･自首&br;･累犯前科|CENTER:○&br;適正手続が保障されるには、&br;全事実に要するはず。&br;しかし、&br;それでは訴訟遅延を招く。&br;そこで、&br;左記範囲にとどめる。|||
|上記以外|情状事実||CENTER:×&br;犯罪事実とは異なるため|CENTER:○(注1)||
|~|訴訟法上の事実|自白の任意性|CENTER:○&br;これは訴訟法上の事実&br;↓∴&br;本来は自由な証明&br;↓しかし、&br;被告人の利益保護|CENTER:○(注2)||
|~|~|その他|CENTER:×&br;犯罪事実とは異なるから||CENTER:○|
構成要件該当事実
共謀共同正犯における共謀
違法有責事実
累犯前科・中止・自首
(注1):被告人に異議があれば、証拠能力の制限が復活し、公判廷で証拠を示して意見弁明をきく
(注2):被告人に十分な防御の機会を与えること。
Q アリバイ(被告人の犯罪現場不存在を推認させる間接事実)は、厳格な証明の対象になるか。
→肯定
アリバイ(被告人の犯罪現場不存在を推認させる間接事実)は、厳格な証明の対象になる
(理)
�‐鯤絃紂嵌蛤畛�実の存否」と規定する（322-1項3号）以上、有利な証拠も含む。
�△海譴鯒Г瓩討癲�過度の負担を被告人に課すものではない。
被告人に有利な事実は証明度が低くてよいからである。
自由な証明の対象となる事実の例
�‐霈�事実
犯罪事実とは重要性の質が異なるためである。
�∩幣挧‐紊了�実
犯罪事実と根本的に異なるからである。
Q 自白の任意性の事実
→厳格な証明の対象になる
(理)
�∩幣挧‐紊了�実であるから本来は自由な証明で足りるはず。
しかし、
被告人の利益保護の観点から厳格な証明を要する。
�△海譴鯒Г瓩討癲�被告人に過度の負担を課すものではない。(被告人に有利な事実は証明度が低くてよいから)
*３ 証明の必要 [#m674711f]
量刑に関する訴訟法上の問題点
量刑事情の証明方法
量刑事情の証拠
被告人の黙秘を量刑事情とできるか
量刑理由の説明の要杏
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