![[shitumunote]](image/pukiwiki.png "[執務ノート]")
#norelated #noheader #navi([[渉外/入管法ノート]]) #region(目次) #contents #endregion ---- *上陸許可･在留資格決定 [#hf2ff689] **Ｑ 日本に到着した外国人が上陸の許可を受けるのに必要な要件は何ですか。 [#v0420fd2] Ａ: �＿罎�国が承認した外国政府等の発行した有効な旅券を所持して入国し、 �∈潦宛�館（大使館又は領事館）で発給されたビザ（査証）を所持し、 �０焚爾両緡�条件に適合している必要があります。(法§7-1) ||CENTER:上陸条件|h |ア|旅券や査証が有効であること| |イ|日本で行おうとする活動が虚偽のものでなく、かつ、&br;在留資格に該当すること&br;また、&br;在留資格に応じた上陸許可基準に適合していること| |ウ|申請に係る在留期間が法務省令の規定に適合していること| |エ|上陸拒否事由に該当していないこと| [[個人識別情報の提供義務化(H18改正)の概要>http://www.moj.go.jp/NYUKAN/nyukan61.pdf]] **Ｑ 上陸許可基準とは何ですか。 [#wc73c83d] Ａ: 在留資格に該当するほかに、 さらに実際に入国が許可される具体的条件として法務省令により定められているものをいいます。 **Ｑ 上陸拒否事由とは何ですか。 [#r2e62a34] Ａ: 我が国の公衆衛生、公の秩序、国内の治安等が害されるおそれがあると認められる者の類型を定めたものです。 具体的には下記にあたる外国人が入国を拒否されます。 �� 保健・衛生上の観点から上陸を拒否される者 �� 社会性が強いと認められることにより上陸を拒否される者 �� 我が国から退去強制を受けたこと等により上陸を拒否される者 �� 我が国の利益又は公安を害するおそれがあるため上陸拒否される者 �� 相互主義に基づき上陸を拒否される者 **Ｑ 日本への上陸を拒否された外国人はどうなりますか。 [#q79c1a2e] Ａ: 速やかに国外に退去しなければなりません。 もっとも、 期間を指定して到着した出入国港の近くの施設にとどまることが許されます。(法§13の2) これは、 航空機の乗客が上陸を拒否されても、折返し便として同じ航空機に乗って出国することは時間的制約から困難なことが多いため、 便の都合によっては翌日以降出発まで日本国内にとどまることが必要となるからです。 (この場合は上陸許可を得ていない以上、許可なく施設外に出ていくと不法入国又は不法上陸となります。) また、国外への退去（送還）の責任と費用は、 原則として当該外国人が乗ってきた船舶の長若しくは航空機の長又は運送業者が負います。(法§59-1) **Ｑ 退去命令を受けると再来日することは困難になりますか。 [#a166b75d] Ａ: 過去に｢退去命令｣を受けたことは、直ちに上陸拒否の理由とはなりません。 但し、 ｢退去命令｣を受けたということは、｢上陸条件｣に適合していると認められなかったということですから、 再来日の際には｢上陸条件｣に適合していることを自ら十分に立証する必要があります。 なお、 ｢退去命令｣は退去強制手続とは異なるため、 ５年間の上陸拒否期間の適用を受けることはありません。 (但し、麻薬、大麻、覚せい剤等を不法に所持する者、銃砲刀剣類、火薬類を不法に所持する者として退去命令を受けた場合には、 １年間の上陸拒否期間の適用を受けることがあります）(法§5-1��イ) #navi([[渉外/入管法ノート]])
