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債務引受

Q 要件 [429]

併存的債務引受免責的債務引受履行引受
定義
成立後の
権利関係
甲 ………  乙
(G者)  (S者)

               丙
         (引受人)
甲 ──→ 乙
(G者)  (S者)

                丙
         (引受人)
甲  ──→ 乙
(G者)  (S者)
                ↓
               丙
         (引受人)

・他人が代わって履行しうる債務であること
・契約当事者は以下であること
三者間×
甲丙間×
乙丙間
甲乙間×××

Q 甲乙丙三者間における債務引受の合意の内容 [435]

契約上の地位の移転

賃貸人たる地位の移転

(1) 賃貸借の目的物の所有権が移転するに伴い移転するか  答P247

  → 肯定(状態債務関係)

(2) 要件

Q1 賃借人の承諾が必要か → 不要(当然に移転する) [437]
(理)
賃貸人の債務は所有者なら誰でも履行できるから、誰が賃貸人であるかについて賃借人は特段の利益を持たない。
また
賃料が賃貸人から、譲渡人、譲受人へと無意味な循環を生ずることを防ぐべきである。
 
Q2 賃借人に賃貸人たる地位を主張するためには登記が必要か → 必要
 (理)賃借人の賃料の二重払いを防ぐためである。

解除権が第三者に移転するための要件 [438]


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