目次 |
(1)所有権的構成説
(2)担保権的構成説(ワセダ)
仮登記担保 | 譲渡担保 | 所有権留保 | |||
(所有) 甲 ← 乙 (担保権者)(設定者) ↓ ↓ 丙 丁 | (所有) 甲 ← 乙 (担保権者)(設定者) ↓ ↓ 丙 丁 | (所有) 甲 → 乙 → 丙 (問屋)(小売店)(消費者) (担保権者) (設定者) | |||
目 的 物 の 譲 渡 | 譲渡人 | 論点 | |||
設 定 者 | 譲受人の 権利取得 (即時取得) | [303] | ×(できない) (理) 登録自動車は対象にならない。 | ||
担保権者の 引渡請求 | 否定 (請求は権利濫用にあたる) (理) 甲は乙を用いて 利益をあげている以上、 乙に起因する損失を 全て他人に転化できるとすると 公平に反する。[311] | ||||
担 保 権 者 側 | 譲受人の 権利取得 (即時取得) | ・物権取得効なし (理) 実質は担保である。 ・相手方の保護手段 ⇒即時取得・§94-2 | |||
担保権者の 引渡請求 | [305] | ||||
目 的 物 の 侵 害 | 設定者 の地位 | ||||
担保権者 の地位 |
・清算義務 [310]
甲は乙に200万円で自動車を売り、頭金として50万円を受け取り、
残代金150万円を15回分割払いの約束で自動車を引渡し、
自動車の所有権は残代金完済時に乙に移転するという特約を付した。
乙は5回目までは支払ったが、その後支払わなかった。(現在の自動車の価格は120万円)
・一般債権者による強制執行を排除(関与)する方法
仮登記担保 | 譲渡担保 | 所有権留保 | |||
(所有) 甲 ← 乙 (担保権者)(設定者) ↑ ↑ 丙 丁 | (所有) 甲 ← 乙 (担保権者)(設定者) ↑ ↑ 丙 丁 | (所有) 甲 → 乙 → 丙 (問屋)(小売店)(消費者) (担保権者) (設定者) | |||
排 除 ・ 関 与 の 方 法 | 申立 | 論点 | |||
設 定 者 側 | 第三者異議 の訴え | 答P309 [304] | [312] | ||
配当要求 による 優先配当 | |||||
担 保 権 者 側 | 第三者異議 の訴え | [306] | |||
配当要求 による 優先配当 |