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意義 Edit

1 制度趣旨 Edit

→物を留置することによって債務者の弁済を間接的に強制し、もって当事者間の公平を図る

成立要件(§295) Edit

要件ケース理由
適用範囲(事例)引渡請求者成否
(1)目的物
   (§295-1本)
他人物の
占有者が
(2)牽連性
   (§295-1本)
物に関して
債権を有し
[221]二重譲渡甲:引渡、丙:登記×[224]甲は売人(乙)に損害賠償Gを有する。
but
丙に対して留置したところで、
この履行を促すことにならない。
修理依頼甲が他人(丙)物を修繕に出した。
代金を保全するため、
修繕者は留置できるか
所有者
(丙)
×[222]
転売
甲→乙→丙
乙に村する代金請求権をもって、
甲は物件を留置できるか
最終買受人
(丙)
×[223]
他人(丙)物売買乙から甲に引渡済、but登記不能。
売人(乙)に村する損害賠償Gをもって、
甲は物件を留置できるか
[225]
賃貸不動産
の譲渡
賃貸人乙が丙に譲渡。
(賃借人甲:引渡済but未登記)
乙に対する損害賠償G
(or 賃借権)をもって
賃借人(甲)は留置できるか
譲受人
(丙
[226]
(3)被担保債権
   (§295-1 但)
弁済期にあり賃貸終了敷金返還Gにより、
賃借人は賃借物の
引渡を拒絶できるか
賃貸人【193】
(4)占有態様
   (§295-2)
不法行為により
始まってない
無権限占有開始×立法趣旨
権限
喪失
悪意
善意有過失
善意無過失立法趣旨

要件(4)(§295-2)に関して

Q 立法趣旨
Q 適用範囲(権原喪失型への適用の可能性)(答案P341)[227]

例 明渡請求に応じず、不法占有を続ける借主A → 目的物に対して有益費を支出
Q 賃借人は有益費をもって目的物を留置できるか
→否定
(理)
留置権の成立に本要件が要求される趣旨は、
不法行為者に留置権を認めることは公平でない点にある。
かかる理は、占有の中途から不法行為状態になった場合もかわりはない。

Q1 善意有過失占有者

Q2 悪意占有者に留置権は認められるか
→原則認められる
(理)
法は悪意者にも費用償還請求権を認めている(§196-1、196-2本)
また
留置権を認めることが不都合なら期限の許与(§196-2但)によって留置権を奪うことはできる。

Q3 他人物賃貸借の賃借人

効力 Edit

Q 第三者対抗力の有無 [218]

Q2 効力の及ぶ範囲(いかなる物を留置できるか)
〃物買取請求権により建物につき留置権を有する場合に、敷地を留置できるか [228]
費用償還請求権により建物に費用を加えた場合に、建物全体を留置できるか [229]
Bず酣禺萓禅畍△砲茲蠏物に造作を加えた場合に、建物全体を留置できるか [230]

Q 売主は買主の引渡請求に対して同時履行抗弁権の他に留置権も主張できるか [219]

  • 同時履行抗弁権との比較

Q 家屋の留置権者は家屋に居住できるか [231]

Q 留置権が成立する場合の判決の形式 [220]

消滅 Edit



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Last-modified: 2019-11-12 (火) 00:34:31 (316d)