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行政書士の仕事日記

09年11月3日(火)

排出権取引は百害あって一利なし…

posted by  西山 忠  in 経済学 | 

10月29日のDIAMOND ONLINE 特別レポート【第24回】 には、意外な記事が掲載されている。

環境経済学の分野においては、排出権取引制度は、CO2の削減のための有効な政策として考えられている。そして、この制度は、地球温暖化対策の一手法として、昨今では盛んに取り上げられている。

ところが、標記タイトルの記事によると、そうでもないらしい。以下にその全文を引用する。

ノーベル賞経済学者らが警鐘! 排出権取引は百害あって一利なし…

 「温暖化対策には排出権取引よりも国際炭素税が有効」「ポスト京都議定書の年内合意は不可能」――。

国際的な温暖化対策を決する、ある重大な会議を前に、欧米の経済学者の間から、このところ穏やかならぬ発言が増えている。ある会議とは、12月7日から2週間の予定で、デンマークの首都コペンハーゲンで開かれる第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議、通称COP15のことだ。京都議定書に定めのない2013年以降の温暖化対策の国際的枠組みを固める“最後のチャンス”であり、各国とも排出削減目標の国際合意にこぎつけようと、水面下で協議を繰り返している。だが、複数の著名な経済学者の間から、排出権取引を前提とする現在の交渉のベクトルは間違っているとの批判がわき起こっているのだ。

 ノーベル賞経済学者のジョセフ・スティグリッツ・コロンビア大学教授は、その筆頭格だ。かねてよりキャップ・アンド・トレード(排出量の上限を定め、過不足分を売買する制度)を前提とする排出削減目標設定のアプローチの欠陥を指摘し、温室効果ガスの排出に課税する国際的な炭素税の導入を提唱してきたが、最近になってさらに舌鋒鋭く持論を展開している。(※注)

 10月中旬にコペンハーゲンで開かれた国際会議(プロジェクト・シンジケート主催の世界エディターズ・フォーラム)では、昨年来の金融危機が不正やクローニー・キャピタリズム(縁故資本主義、すなわち一部エリートが政府官僚と結びつき富を拡大させる官民癒着)の存在を改めて明らかにしたとして、「年に数兆ドルもの排出権を(政府が)割り当てることは、想像し得る最悪の振る舞いを招く」と警告した。
 元メキシコ大統領のエルネスト・セディージョ・イェール大学教授も同様の考えを示した。「(特に)途上国での排出権取引は、無償の排出権を求める企業のロビー活動に結び付くだけでなく、おおっぴらな汚職にもつながる」と警鐘を鳴らした。

 国際炭素税の推進派の主張は、シンプルだ。排出権取引は市場重視のメカニズムと言われながら、実際には政府による排出権の配給にほかならず、ロビイングや汚職を助長しかねない――。加えて、投機の対象となるため炭素の価格は安定せず、企業側の中長期的視野での排出削減努力や環境技術開発意欲を削ぐ――。逆に、税金ならば、炭素のコストが明確化するため、計画的な取り組みやイノベーションを促進しやすい、というわけだ。

今さら交渉のリセットボタンを押せるのか?

欧州などすでに複数の国・地域が排出権取引市場を創設し、中でも欧州の市場は急拡大しているが、炭素税の推進派は「排出権取引は実質的な温暖化ガス削減につながっていない」(セディージョ教授)、「金融機関などブローカーのためのマネーゲームの場にとどまってしまっている」(フランス系シンクタンク幹部)と批判する。
 ちなみに、前述の世界エディターズ・フォーラムには風力発電機最大手のヴェスタスエナジーのCEOやエネルギー大手シェルの幹部も参加していたが、両者とも炭素税のほうが排出権取引よりも好ましいという立場だった。特に前者は環境投資拡大を期待する立場にあるためか、企業が政府に望むことは、「まず炭素の価格を決め、あまり変動させず、後の対応は(企業に)任せてくれることだ」と語っていた。

 しかし、ポスト京都の合意期限を12月に控えて、今この時点でリセットボタンを押すのは非現実的であるのに加えて、たとえ押せたとしても、国際的な炭素税導入は容易なことではないだろう。

 すでに炭素税を導入している北欧諸国や2010年からの導入方針を明らかにしたフランスは支持に回るかもしれないが、これらの国々はもともと原子力や再生可能エネルギーへの依存度が高い。一方、石炭などの火力発電に頼るその他大多数の国々では、炭素税はそっくりそのまま電力料金の上昇要因だ。新税導入に伴う負担増への消費者の反発を避けるためには、他で減税するなどの税制改革を迫られるかもしれず、より複雑な政治決断となりかねない。日本でも民主党政権がマニフェストに掲げた“地球温暖化対策税”の導入を検討しているが、すでに各方面から反発の声が上がっており、単に新税を追加というわけにはいきそうにない。米国でも、炭素税は不人気だ。やはりキャップ・アンド・トレードの効果に懐疑的なケネス・ロゴフ・ハーバード大学教授は、「オバマ政権に炭素税を提案したが、反応は極めて悪かった」と明かす。 また、そもそも、スティグリッツ教授が提唱する国際炭素税という枠組みには、税率の設定・調整、税収の使用目的などについて新たな世界的な合意が不可欠であり、税制が国家の根幹であることを考えると、その交渉の難易度は国際的な排出権取引市場の確立を目指す以上に高い可能性がある。

 とはいえ、COP15は目前に迫り、排出枠の取り決めを巡り、新興国と先進国の対立は深まるばかりだ。主要新興国に厳しい削減努力を求める先進国に対して、中国・インドなどは警戒感を強めている。中国政府の関係者は「このままでは年内合意は不可能」と漏らす。

 一方、新興国に対して範を示すべき世界最大級のCO2排出国である米国では、キャップ・アンド・トレードの導入を柱とした温暖化対策法案の上院での審議が長引き、成果を見込めないとしてオバマ大統領がCOP15への出席を控えるとの観測も広がっている。そもそも米国には、かつて排出権取引というスキームを自ら提案しておきながら、京都議定書から離脱した“前科”がある。
 セディージョ教授は「失敗に近付いていると認識するならば、(国際炭素税という可能性を話し合う)プランBに移るべき」という。いずれの道を取るにしても、ポスト京都議定書の出口はしばらく見えそうにない。

(※注)
スティグリッツ教授は、排出量を決めてから炭素の価格を市場に委ねるという手法は、排出量の配分の公平性を担保できないというそもそもの欠点があるのに加えて、投機による炭素価格の不安定化を招く可能性が高く、環境関連投資のタイミングを難しくし、低炭素経済実現の牽引車にはならないと警告する。

これを読む限り、排出権取引制度は、制度の原理そのものに問題があるのではなく、どうやら現行の制度設計に問題があるらしい。

スティグリッツ教授は、その著書「経済学」でも環境経済学を取り上げていた。
そこには、排出権取引についてふれた記述はあったが、「百害あって一利なし」との説明はなかったと記憶している。

もう一度、読み込んで確認しておこう。

09年9月19日(土)

都市計画情報提供システム(金沢市)

posted by  西山 忠  in 06_事業の開始(許認可) | 

我々の仕事では、農転の申請やその他の許認可について、都市計画上の規制(調整区域・市街化区域など)を確認したい場合があります。
この点、便利なサービスが金沢市では稼働しています。
金沢市では、従来、上記の点について該当地域を市役所まで出向いて確認していたものが、インターネットで確認できます。

サイトでは、このサービスを次のように説明しています。
「本サービスは金沢市における都市計画情報をインターネットを通して住民の皆様に提供するものです。」

使用方法は、以下のとおりです。次の順にアクセスして下さい。

①金沢市TOP→オンラインサービス→都市計画情報

②上記をクリックして表示画面下部にある「同意する」をクリックします。

③表示された町名選択画面で該当の町名をクリックします。

④以上により地図が表示されます。

※縮尺倍率を選択して拡大表示すると、用途地域の種別等が色分けされて表示されます。

※検索したい場所を地図上でクリックすると、規制情報がポップアップウインドウに表示されます。

09年8月3日(月)

中国企業の日本進出サポート

posted by  西山 忠  in 05_事業主体(外国人) | 

国際ビジネスマッチング(ISICO)(石川県産業創出支援機構)

国際ビジネスサポートデスク(石川県商工労働部産業政策課)

国際貿易振興機構(JETRO)

石川県国際交流協会

石川県内日中友好都市

都市名(日本) 都市名(中国) 省名 年月日
七尾市 大連市金州区 (遼寧省) 1986.4.13
白山市 陽市 (江蘇省) 1996.10.23
羽咋市 通州市 (江蘇省) 2001.5.22
川北町 興城市 (遼寧省) 1992.9.10
内灘町 呉江市 (江蘇省) 1993.10.7
金沢市 蘇州市 (江蘇省) 1981.6.13

09年7月8日(水)

経済学的に考える

posted by  西山 忠  in 読書ノート, 経済学 | 

日々論じられる経済問題はいずれも、私たちの生活に深く関わっている。私たちはこうした問題に無関心ではいられないが、ともすると表面的なところだけをみて判断することになりがちだ。それでは膨大な情報量に押し流されてしまうだけである。重要な経済問題について、その深層にあるロジックを理解することが大切なのだ。

伊藤元重「経済学的に考える」(日本経済新聞社)

09年6月29日(月)

夫婦の氏は同一であるべきか

posted by  西山 忠  in 08_生活・紛争(相続・遺言) | 

現行制度の下では、夫婦は同一の氏を名乗ることになっているが、この制度改正を主張する意見も活発で、法務省のサイトには下記が掲載されている。

選択的夫婦別氏制度(法務省)

これは、夫婦の氏を別々にすることも可能とするように制度改正する法案の中間報告となっている。

また、ここには、以下の文書がリンクされている。
婚姻制度等の見直し審議に関する中間報告及び報告の説明
民法の一部を改正する法律案要綱
男女共同参画基本計画(第2次)
家族の法制に関する世論調査(平成18年12月調査)
FAQ(よくある質問)
我が国における氏の制度の変遷

夫婦別姓については、従前から法制審議会において議論されているところで、賛否両論がありまだ決着はついていない。

次は、反対論の立場からの意見表明である。

家族が危ない-夫婦別姓化は私たち国民の重大問題-
(神社オンラインネットワーク連盟)

このような反対意見はあるものの、婚姻によりいずれかの一方の姓が変わることを必然とする制度には問題がある。何よりも、社会生活上の呼称が変わる者にとっては煩わしいことであるのは間違いがない。
このため、現行法の下でも、あえて別姓を名乗っている夫婦もいる。
夫婦別姓が選択できるとなれば、このような夫婦にとっては朗報となるであろう。

もともと、夫婦が同一の氏を名乗ることは家族制度としても必然ではない。
現に中国では夫婦別姓である。2年ほど前に大連に行った際、現地の通訳の人に「夫婦が別々の呼称では不便を感じないのか」と尋ねたことがある。返ってきた答えは「全くない」であった。夫婦別姓が社会にとけ込んでいる限り、違和感を感じることもないのであろう。

もっとも、日本において夫婦別姓にするとなると、戸籍制度も必然的に改正しなければならなくなるので、制度設計をどうするかといった技術的な問題もある。

以下は、この点も含めた検討事項を端的に記載した論文である。

夫婦の氏(水野紀子 東北大学教授)

この記事を読んでいて、以前に大学のゼミ(日本法制史)でやっていた議論を思い出して懐かしかった。

法令の外国語訳

posted by  西山 忠  in 05_事業主体(外国人) | 

日記を書くのも久しぶりだが、先日たまたま、便利そうなサイトを見つけたので、メモしておこう。

法令外国語訳データベース(法務省)

ここでは、翻訳法令(約200)と法律用語の英訳や用例を利用できる。料金はかからない。
日英両言語の切替機能のほか、法令検索(法令名・法令条文・分野別)、辞書検索、文脈検索機能を備えている。翻訳法令は、テキスト、PDF、ワード等の各形式でダウンロードすることもできる。

09年6月14日(日)

民法772条による無戸籍児

posted by  西山 忠  in 08_生活・紛争(相続・遺言) | 

「民法772条による無戸籍児」とは、どのような問題なのか。
また
離婚後300日以内に子が生まれが離婚した前夫の子ではないという場合には、
どのような手続を取ればよいか。
上記に関する解説が法務省民事局のQ&Aに掲載されている。下記を参照のこと。

法務省民事局

1 民法772条
Q1 民法772条とは、どんな規定か。
Q2 嫡出推定制度とは、何か。
Q3 嫡出推定制度をなくすことはできないのか。
Q4 「民法772条による無戸籍児」とは何か。なぜ無戸籍子が生じるのか。

2 離婚後300日以内に出生した子の手続
Q5 離婚後に前夫とは別の男性の子を懐胎したが、早産により離婚後300日以内に生まれた。この場合も、前夫の子という扱いになるのか。
Q6 では子につき前夫の子でない扱いを求めるには、どうすればよいか。
Q7 同様に、子や母から、どのような裁判手続を取ればよいか。
Q8 調停が不成立になった場合は、どうすればよいか。
Q9 裁判手続では、必ず前夫に関与してもらわなければならないのか。
Q10 前夫が、裁判手続に関与することにどのような意味があるのか。
Q11 前夫が調停手続に協力してくれない場合は、どうなるのか。
Q12 親子関係不存在確認の調停手続では、どのくらいの期間と手間がかかるのか。
Q13 裁判によると前夫と顔を合わせたり、現住所を知られてしまう不都合はないのか。
Q14 裁判手続により前夫の子でないと認定されたら戸籍はどうなるのか。

3 福祉上のサービス等
Q15 子の出生届を出さなければ、子は福祉サービス等を受けられないのか。

09年6月6日(土)

OpenOfficeのマニュアル

posted by  西山 忠  in Open Office | 

入門ガイド(Web版)

入門ガイド(PDF版)(窓の杜のダウンロードサイト)

拡張機能10選

VBAユーザーの為のOpenOffice.org 備忘録

09年5月20日(水)

PWZ3.0を入手しました。

posted by  西山 忠  in Windows Mobile 6.0 | 

ついにPWZ3.0が到着しました。
早速、シグマリオンⅢに入れてみたところ、問題なく作動しています。これで、アウトラインも使えるので、長文編集が格段にラクになりました。その他、便利なソフトもついているので、シグマリオンⅢの使い勝手が向上します。

09年5月16日(土)

PWZ3.0を落札したが‥‥

posted by  西山 忠  in Windows Mobile 6.0 | 

PWZ3.0

本日、YahooオークションでPWZ3.0を落札しました。落札代金は、6,750円。
これが高いのか安いのか何とも判断つきかねますが、以前に、このオークションで14,000円で取引されていたことを思えば、上出来でしょう。

後は、送金して品物が到着するのを待つばかりです。
これで、シグマリオンⅢに念願の環境が整うことになります。

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